パソコンに突然「ウイルスに感染」「今すぐ電話」などと出ても、警告内の電話番号、リンク、ボタンは使いません。本物か偽物かを画面だけで決めず、すでに何をしたかに合わせて正規の相談先を選びます。
Microsoftは、正規のエラーや警告に電話番号を表示しないと案内しています。警告に電話番号がある、遠隔操作や支払いを急がせる場合は、その案内に従わないでください。
異常な熱、焦げたにおい、膨らみ、破損、水濡れがある場合は、警告の確認より身体の安全を優先し、機器を操作せず使用を中止してください。煙や火があり、火災として緊急なら安全な場所へ離れて119番へ連絡します。
まず、警告内では何もしません
- 電話をかけない、折り返さない
- リンク、ボタン、QRコードを開かない
- アプリやファイルをダウンロード・インストールしない
- 遠隔操作を許可しない
- 氏名、住所、ID、パスワード、認証コード、カード番号を入力・送信しない
- 振込、カード決済、電子マネーやギフトカードの購入・番号送信をしない
会社、学校、家族などが管理するパソコンは、警告内を操作せず管理担当者へ連絡してください。遠隔操作中、情報入力済み、支払い済みのときは、影響を受けたパソコンで新たなログインや支払いをしません。可能なら、別の電話や端末から相談します。
まだ電話も操作もしていない場合
警告内を触らず、警告に書かれた連絡先も使いません。パソコンメーカー、Microsoft、管理担当者、またはIPAの公式窓口へ、別の電話や端末から相談してください。
このページでは、警告画面を閉じる操作、ブラウザーの終了、電源操作、ウイルススキャンは案内しません。画面が消えない場合も、キーやボタンを試し続けず相談できます。
警告の番号へ電話した場合
遠隔操作、情報入力、支払いをまだしていないなら、相手の指示をこれ以上受けず通話を終え、折り返しません。相手から再び連絡が来ても、認証コードや個人情報を伝えません。
不安が残る場合や、相手に氏名・電話番号を伝えた場合は、IPAの公式窓口または、緊急でない警察相談の「#9110」へ相談してください。契約や請求を求められた場合は、消費者ホットライン「188」にも相談できます。
遠隔操作中、または遠隔操作された場合
自分が操作していないのに画面が動く、相手に遠隔操作を許可した、遠隔操作アプリを入れた場合は、追加の入力や支払いをしません。相手の指示で削除、設定変更、再起動、初期化もしません。
- 遠隔操作が続いている:影響を受けたパソコンを操作せず、別の電話や端末から管理担当者、パソコンメーカー、IPA、または警察へ相談
- 遠隔操作が終わった:そのパソコンでメール、銀行、買い物、仕事用サービスへ新たにログインせず、何を見られた可能性があるかを正規窓口へ伝える
遠隔操作アプリの削除、ネットワーク切断、パスワード変更をこのページだけで進めません。対象や影響を正規窓口で確認してから対応します。
情報を入力・送信した場合
入力した種類ごとに、警告とは別に確認した正規窓口へ連絡します。警告、メール、SMS、検索広告に載った連絡先は使いません。
| 入力した情報 | 最初の相談先 |
|---|---|
| MicrosoftやアプリのID・パスワード、認証コード | そのアカウントやサービスの正規サポート |
| 銀行口座、暗証番号、インターネットバンキング情報 | 取引している金融機関の正規窓口と警察 |
| クレジットカード番号 | カード会社の正規窓口 |
| 氏名、住所、電話番号、身分証明書など | #9110、または188。管理品なら管理担当者 |
| 何を入力したか分からない | #9110、IPA、または管理担当者 |
正規窓口は、手元のカード、契約書、購入時の書類、以前から使っている公式アプリや公式サイトから確認します。警告に表示された番号と同じに見えても使いません。
支払い、振込、ギフトカード番号の送信をした場合
追加の支払いや「返金のため」の操作をしません。支払い方法に応じて、できるだけ早く正規窓口へ連絡します。
- 銀行振込:振込先の金融機関、自分の取引金融機関、警察
- クレジットカード:カード会社
- 電子マネー、ギフトカード、その他の支払い:発行元の正規窓口、188、警察
- 契約したか分からない、解約や返金で迷う:188
被害金が戻るとは限りません。相手から返金を持ちかけられても、別の振込、送金、番号入力、アプリ操作には進みません。
110番と#9110を分けます
- 相手が今も金銭を奪おうとしている、脅されている、身の危険があるなど、事件・事故として緊急の対応が必要:110番
- 犯罪か分からない、不審な連絡や遠隔操作について緊急ではない相談をしたい:#9110、または最寄りの警察署
110番は一般的なパソコン相談の番号ではありません。緊急でない相談は#9110を使います。一部のIP電話などで#9110につながらない場合は、警察庁の公式案内から地域の一般電話番号を確認できます。
相談時に伝えること
分かる範囲を、記憶や手元の取引記録から伝えます。警告画面を操作して調べ直す必要はありません。
- 警告が出た日時と、表示された会社名や要求の種類
- 電話したか、相手から電話が来たか
- 遠隔操作アプリを入れたか、操作を許可したか
- 入力した情報の種類。実際のパスワードや認証コードは伝えない
- 支払い方法、日時、金額。カード番号や口座の暗証番号は伝えない
- 会社や学校などの管理品か
画面、取引明細、連絡履歴には個人情報が含まれます。公開場所へ載せず、正規窓口から必要性と安全な送り方を案内された場合だけ検討してください。
このページで行わないこと
警告内の電話、リンク、ボタン、QRコード、ダウンロード、アプリ導入、遠隔操作許可、情報入力、支払いに加え、警告の閉じ方、ネットワーク設定変更、遠隔操作アプリの削除、ウイルス駆除、ファイル削除、パスワード変更、初期化、復元、再インストール、電源操作は案内しません。
相談先を選び直す場合は、Windowsパソコンの相談先と伝えることを確認できます。別の困りごとなら、Windowsパソコンの困りごとを選び直すへ戻れます。
確認範囲・一次情報・更新情報
本記事はMicrosoft、IPA、消費者庁、金融庁、警察庁の公式情報を確認して作成しています。表示や操作は、お使いの環境によって異なる場合があります。
公式情報の確認日:2026年9月10日。
- Microsoft「テクニカル サポート詐欺を回避して Microsoft に知らせる」:正規のエラーに電話番号はなく、警告内の番号、リンク、個人情報要求を使わない案内を参照しました。
- IPA「サポート詐欺レポート」:偽警告から電話、遠隔操作、支払いへ進む手口と、IPAの公式相談先を参照しました。閉じ方や技術操作は採用していません。
- IPA「パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意」:遠隔操作や個人情報入力、ギフトカード支払いの被害例を参照しました。
- 消費者庁「消費者ホットライン」:契約や悪質商法などの相談を地域の消費生活窓口へつなぐ188を参照しました。
- 消費者庁「クレジットカードの不正利用にご注意ください!」:カード情報を入力しないことと、不審な請求はカード会社へ連絡する案内を参照しました。
- 金融庁「振り込め詐欺等の被害にあわれた方へ」:銀行振込を利用した詐欺被害では警察と振込先金融機関へ連絡する案内を参照しました。
- 警察庁「ご意見、各種相談・情報提供等」:緊急の事件・事故は110、緊急でない警察相談は#9110または最寄りの警察署という区別を参照しました。
- NITE「配線器具の5つのチェックポイント」:異常発熱、異臭、焦げ等がある場合の使用中止を参照しました。配線や機器を調べる操作は行いません。
- 総務省消防庁「119番の正しいかけ方」:火災時に安全な場所へ離れて119番へ連絡する案内を参照しました。
窓口の条件や受付方法は変わる場合があります。警告内の連絡先を使わず、上記の公式ページまたは手元の契約書類から現行の窓口を確認してください。

