パソコンの電源が入らないとき、今見えているランプ、聞こえる音、画面の状態を控えます。電源ボタンの長押し、電源の入れ直し、充電器やケーブルの抜き差しは行いません。
先に離れる必要がある状態
煙、炎、焦げたにおい、異常な熱、膨らみ、液漏れ、火花がある場合は、パソコンや配線に触れず周囲の人へ知らせ、安全な場所へ離れてください。煙や炎がある場合は119番へ連絡します。
水濡れ、破損、普段と違う異音だけが分かる場合も、電源やケーブルを操作せず、パソコンメーカーの正規窓口へ相談してください。分解や内部確認はしません。
ここで確認をやめる状態
- 会社、学校、家族などが管理するパソコン
- 医療、防犯、見守り、業務などの重要用途に使っている
- 「更新しています」「自動修復」などの表示がある
- BitLocker回復キー、パスワード、管理者権限を求める表示がある
- すでに電源操作を何度か繰り返した
- 触ることや近づくことに不安がある
この場合は表示を変えず、管理担当者またはメーカーへ相談します。回復キーやパスワードを他人へ伝える必要はありません。
見えている状態を一つ選ぶ
電源ボタンをもう一度押して確かめるのではなく、今すでに見えている状態を選びます。
表は横に動かせます
| 見えている状態 | 伝える言い方 | 次の相談先 |
|---|---|---|
| ランプも音も画面表示もない | 「まったく反応がない」 | パソコンメーカー。管理品は管理担当者 |
| ランプが点灯または点滅している | 色と、点灯か点滅かをそのまま伝える | パソコンメーカー |
| ファンのような音、ビープ音などがする | 音の種類と回数を分かる範囲で伝える | パソコンメーカー |
| メーカー名やWindowsのロゴで止まっている | 表示されている言葉を伝える | 画面が反応しないときの案内 |
| 画面は黒いがランプや音はある | 「電源は入っているようだが黒い画面」と伝える | 画面が反応しないときの案内 |
| エラー、自動修復、BitLockerなどの文字がある | 文字をそのまま控える | メーカー、Microsoft、管理担当者の正規窓口 |
ランプの色や点滅回数の意味はメーカーや機種で異なります。このページでは原因を決めません。
黒い画面と無反応を分ける
ランプ、音、ロゴのどれかがある場合は、「まったく電源が入らない」とは限りません。Microsoftも、空白または黒い画面を起動前後などの別の状態として案内しています。
黒い画面で電源は入っているように見える場合や、ロゴで止まっている場合は、キー操作、画面の切り替え、強制終了を試さず、画面が反応しないときの案内へ進みます。ランプ、音、画面表示がすべてない完全な無反応ではこのリンクへ進まず、メーカーへ相談します。
相談するときに伝えること
- メーカー名と機種名。見える場所に書いてある範囲だけ
- ランプの有無、色、点灯か点滅か
- 音の有無と、同じ音が繰り返すか
- 最後に見えたロゴや文字
- 黒い画面か、完全に無反応か
- 更新中や自動修復の表示があったか
- 水濡れ、落下、異常な熱、におい、膨らみがないか
- 会社や学校の管理品か
製造番号の写真、画面写真、アカウント名などを公開場所へ載せません。正規窓口から必要性と安全な伝え方を案内された場合だけ検討します。
このページで行わないこと
電源ボタンの長押し、電源操作の反復、コンセント・充電器・ケーブル・バッテリーの抜き差し、別の充電器の使用、分解、放電、外部画面の接続、キー操作による復旧、BIOS/UEFI、回復環境、BitLocker回復、初期化、再インストールは行いません。
Surface向けなど、メーカー固有の公式ページに復旧操作があっても、別のパソコンへ同じ操作を当てはめません。型番が一致していても、実行するかは正規窓口へ確認します。
確認範囲・一次情報・更新情報
本記事はMicrosoft、NITE、総務省消防庁の公式情報を確認して作成しています。表示や操作は、お使いの環境によって異なる場合があります。
公式情報の確認日:2026年9月10日。
- Microsoft「Surface がオンになったり起動したりしない」:無反応、黒い画面、ロゴ、別画面で停止する状態が分かれることだけを参照しました。Surface固有の操作は採用していません。
- Microsoft「Windows の空白の画面のトラブルシューティング」:黒い画面は起動時、サインイン後、更新後などに生じ得るという状態区分だけを参照しました。記載された復旧操作は採用していません。
- Microsoft「Windows 10サポートは2025年10月14日に終了しました」:Windows 10の通常サポート終了日だけを参照しました。電源・起動操作には使いません。
- NITE「配線器具の5つのチェックポイント」:異常発熱、異臭、焦げ等がある場合の使用中止を参照しました。配線を点検する操作は行いません。
- 総務省消防庁「119番の正しいかけ方」:火災時に安全な場所へ離れて119番へ連絡する案内を参照しました。
公式ページを開けない、機種や表示が分からない場合は、操作を増やさずメーカーまたは管理担当者へ相談してください。

